ハッカソンでIoT領域を切り拓く〜猫ログやおじいちゃん追跡デバイスなど〜

 
 1/24(土)と1/25(日)の2日間にSamurai Startup IslandでIBMとぷらっとフォーム、サムライインキュベートなどがIoTハッカソンを開催した。ソニーもクラウドファンディングを通し、Qrioというスマートロック事業に参入するなど盛り上がりを見せるが、IoT市場は2020年には世界で71兆ドル規模まで成長すると考えられており、今後目が離せない領域となっている。
 
 今回のハッカソンではセンサーデバイスを使い、ハードウェア系のプロダクトをテーマとしたのが特徴だ。各チームのエンジニアやディレクターがバランスがよく配分され、技術的な議論に偏らず、ビジネス的な観点もうまく取り入れた形で発表に至った。
 
 6チームの発表があったが、どれもTI CC2541というセンサーデバイスを用い、温度センサ/湿度センサ/圧力センサ/加速度計/ジャイロスコープなどの機能があり、それぞれのデータを収集した。また、ぷらっとフォーム社から発売前のOpenBlocksも提供し、ハッカソンに活用した。これらのデバイスの提供により、API提供がない場合でも、これまで収集できなかったデータを用い、ハッカソンができるようになったことがこのイベントのひとつの特徴だ。開発に用いたクラウドはIBMのBluemixで、エンジニアでないメンバーも開発に関わっていたのが印象的だった。
 
 介護向けIoTサービス、遠隔安否確認サービス、洗濯後の自動乾燥通知サービス、など6サービスが生まれた。優勝はチーム前向き君だった。法人向けの会議用デバイスを生み出したチームだ。
 

洗濯アドバイザー〜洗濯物乾燥予測と結果を伝達する洗濯物干しサービス〜

前向き君〜会議中の動きをデータで蓄積し、望ましい会議になるように、アドバイスや他のものと連携するサービス〜

ワンストップおじいちゃん〜徘徊、転倒などのリスクを抱える高齢者の安否確認ができるようにするサービス〜

ねころぐ〜飼い猫の日中の活動・表情をtwitterでおしらせするサービス〜

トータルドアソリューションズ〜遠隔地の住居等のドアの開閉を検知し、内部にいる人間の生存安否、また外出時のセキュリティーを把握するサービス〜

Skin aware〜女性の健康と美容をサポートするサービス〜

集合写真 のコピー 2

ぷらっとフォーム鈴木氏は発表後のコメントで、「クラウドやデバイスなどの進化により、ビジネスを始めるうえでのコストが下がってきたことで、こんなにも短期間でこのレベルで実装ができるようになったことに非常に未来を感じる」と語った。なお、IBMとサムライインキュベートは、こちらのブログでも紹介したが、IoTやビッグデータを扱うスタートアップを支援するIBM BlueHubを開始しており、4〜5月にDEMO DAYの開催を予定している。
 
また、すでに参加者の方からもブログを書いて頂きました。ありがとうございます!
「IoTハック新年会2015」に参加しました
 

投稿者:サムライインキュベート両角将太@ryokado

 

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Shota Morozumi

アライアンス担当。起業家特化型インタビューブログを運営がきっかけでサムライインキュベートに大学生インターンとして参画、その後正社員として入社。サムライインキュベートが運営するコワーキングスペースSamurai Startup Island(SSI)の立ち上げから運営に携わり、主に、イベントの運営および大企業とのアライアンスを担当している。年間200イベントを開催し、そこで形成した繋がりから20以上の企業とアライアンス関係を構築している。社内での新規事業立ち上げを担当し、海外展開中。また、自らも2つのアプリを開発中。